le theatre de la mort < Tadeusz Kantor>
死の演劇【タデウシュ・カントール】
【ゴードン・クレイグは断言する。操り人形は復権されなければならない。そして生きた俳優は消え去るべきだ。人間は自然の被造物であるがために、芸術作品の抽象的構造への異質な侵入物となる。】
【だがもう手遅れだ。その瞬間が訪れても、誰一人としてそれに気づかないということだって考えられる。】
【なぜなら幻想という言葉には、ある曖昧さと混乱が認められるし、またそこから生じる問題を過度に単純化してしまうきらいがあるからだ。】
【重要な事は幻想の拒否それ自体ではなく、幻想の拒否を動機づけている理由である。】
【記憶はまさしく現実を過去に移す、だが過去は絶え間なく死ぬ。】
“創作”と“批評”
酩酊と熱狂と… 0110代の頃、何度も読み返した本の一冊。創作についての考え方、或は批評といった書のなかでは群を抜いて“面白い”。ソンタグの【反解釈】アルトーの【神の裁きと訣別するため】とならぶ逸品。
Heliogabale ou L'Anarchiste couronne < Antnin Artard >
ヘリオガバルス または戴冠せるアナーキスト 【アントナン・アルトー】多田智満子訳
【物質の中に神々はいない。均衡の中に神々はいない。神々は力と力の分離から生まれ、それらが和合する時に死ぬ。
泥棒日記 < Jean Genet >
泥棒日記 【ジャン・ジュネ】朝吹三吉
【糞をするときの犬のような感動的な様子になっていた。そのとき犬は懸命に力む、眼はじっと前方を凝視している。四本の肢を寄せて弓なりに曲がった胴体を支えている。そして頭の先から、湯気をたてている糞塊にいたる、その全身が震えている。】
堕落論【坂口安吾】
堕落論【坂口安吾】
【この日記を発表するについては、迷った。書く意味はあったが、発表する意味があるかどうか、疑った。】
【時間というものを、無限と見ては、いけないのである。そんな、大ゲサな、子供の夢みたいなことを、本気で考えてはいけない。時間というものは、自分が生まれてから、死ぬまでの間です。
大ゲサすぎたのだ。限度。学問とは限度の発見にあるのだよ。大ゲサなのは、子供の夢想で、学問じゃないのです。】
閨房哲学【マルキ・ド・サド】
閨房哲学【マルキ・ド・サド】澁澤龍彦訳
【殺人ははたして殺人によって禁圧されるべきものであろうか? 疑いもなく、否である。殺人犯に対しては、殺された者の友人または家族の復讐によって彼がこうむる怖れのある刑罰以外は、いかなる刑罰をも絶対に課してはならぬ。気晴らしに人を殺したシャロレーに対して、ルイ十五世はこう言った。「余は汝の行為を赦すが、汝を殺す者をも同様に赦すであろう」と。殺人犯に対してつくられるべき法律のあらゆる根拠が、この素晴らしい名言のうちにある。】
西武新宿戦線異状なし【押井 守+大野安之】
西武新宿戦線異状なし【押井 守+大野安之】
【人間の中途半端な肉体は何ものにも打ち克つことができない。】
暴力批判論 他十編 ーベンヤミンの仕事 1ー【ヴァルター・ベンヤミン】
暴力批判論 他十編 ーベンヤミンの仕事 1ー【ヴァルター・ベンヤミン】
認識批判的序説
【根源にかかわるあらゆる現象に確実に認められるのは、ひとつの理念が歴史的世界とくりかえしたいけつするときの、そのつどの形状にほかならないのであって、理念が歴史の総体のなかで完成するのは、まだ先のことなのである。したがって根源は、事実を眺めるところから浮かびあがってくるようなものではない。根源は、事実と見えるものの前史と後史にかかわっている。哲学的考察は、根源に内在するこの弁証法の指示を、読み取ってなさねばならぬ。そうすれば、すべての本質的なもののなかで一回生と反復性とが、互いに互いの前提となっていることが分かってくる。だから根源のカテゴリーは、コーエエンが考えたような純粋に論理的なものではなくて、歴史的なものである。ヘーゲルの「事実にとってはますます都合が悪い」という言葉は、誰でも知っていよう。この言葉はけっきょく、本質的関連を洞察するのが哲学者のなすべきことであり、そして本質的関連は、事実の世界のなかにははっきり現出することがないとしても、在るがままに存在しつづけていることを、いおうとしている。】
コノ地所貸シマス
【批評の凋落を歎くひとたちは、おろかだ。というのも、批評の刻限はとっくに終わっているのだから。批評するには正しく距離を取らなければならない。批評は、遠景や全景が重要であるような世界、ひとつの立場をとることがまだ可能であったような世界に、住みつくのである。】
手芸用品店
【画廊のなかを行くひとびとの表情は、そこに絵しかかかっていないことへの幻滅を、隠しきれずにいるものだ。】
破壊的性格
【破壊的性格は、歴史的な人間という自覚をもっている。歴史的な人間の基本的心情は、事物の成りゆきにたいするやみがたい不信であって、いつでも、何もかもだめになるかもしれぬ、ということに周到に入念な注意を払っている。したがって破壊的性格には、他の誰よりも信頼がおける。破壊的性格は、何ものをも持続的とは見ない。しかし、それゆえにこそかれには、いたるところに道が見える。ほかのひとびとが壁や山岳につきあたるところでも、彼は道を見いだす。だが、いたるところに道が見えるので、いたるところで道の邪魔物を片づけねばならぬ、ということにもなる。といっても、粗暴な力を振るうとは限らず、ときには洗練された力を用いる。また いたるところに道が見えるので、かれ自身はつねに岐路に立っている。いかなる瞬間といえども、つぎの瞬間がどうなるのか、分からない。既成のものをかれは瓦礫に返してしまうが、目的は瓦礫ではなくて、瓦礫のなかを縫う道なのだ。破壊的性格が生きているのは、人生が生きるに値する、という感情からではない。自殺の労をとるのは無駄だ、という感情からである。】
遠藤ミチロウ全歌詞集【遠藤ミチロウ】
遠藤ミチロウ全歌詞集【遠藤ミチロウ】
コルホーズの玉ネギ畑
【私の病気は 玉ネギ畑】
天上ペニス
【救いようのないのが唯一の取り得だ】
アレルギーα
【良心ばかりは 赦さない 免罪ばかりは 手放さない】
ENTRANCE
LAST